今日は先日のブログ、貴族でアーティストと貴族でアーティストNo2でご紹介した作品に似合うチェーンを選びました。この作品は大きめでベースがシルバーギルトなので、いつもお馴染みのディーラーさんに頼んで作りのしっかりしたシルバーのチェーンで良さそうなものを20本ほど持ってきて頂き、作品のバランスに合うのはどのチェーンかしら?と実際に鏡の前で身に着けたりしながらあれこれ悩み、この一本に決めました。
ガッチリしすぎないけど作りがしっかりしていて、作品とチェーンのボリューム感やデザインのバランスも丁度良く、しっくり馴染んだ良いチェーンが入手できたと思います。アンティークペンダントはチェーン選びを間違うと、ペンダントとチェーンのハーモニーが上手くいかずに、ペンダントだけ変に浮いたような印象になることがあり、身に着けた時にせっかくの美しい作品が台無しになる場合があるので似合う物をじっくり選ぶ事が大切です。
アンティークにはモダンのチェーンは合わない事が多いので(例外的にアンティークに似合うモダンのチェーンも知っていますが、人気商品でいつも品薄なんです(・_・、))、ベストなのはアンティークのチェーンを合わせることなので、アンティークのチェーンをお持ちの方は大切にして下さいね(^-^)
Parisのアンティークディーラー 仙波亜希子 Akiko semba
お問い合わせ info@antique-gallery-soleil.com
携帯電話 080-3364-3978
仏電話番号 0033(0)9 53 53 51 47
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以前販売したナチュラルピンクトパーズのリング
ナチュラルピンクトパーズは滅多にみられない高価な宝石で、ナチュラルピンクトパーズを使っているジュエリーは石の希少性を考慮してオープンセッティングのジュエリーが多いです。オープンセッティングというのは裏からみた時に石が確認できるセッティングの事。
オープンセッティングとはこのような石が裏側から見えるセッティングの事です。
無色のトパーズをピンクトパーズに見せたジュエリーの例
ここで気をつけなければいけないのは、稀少なピンクトパーズを使ったジュエリーに見せる為に、無色のトパーズ、もしくは色の薄い品質の悪いピンクトパーズをクローズドセッティングでセットしてピンク色のフォイルを張り、色の濃いピンクトパーズのように見せている例です。
ピンク色のフォイルが張られているのがわかりますか?本物のピンクトパーズのジュエリーを探している方は石の色がはっきり確認できるオープンセッティングの作品を選ぶようにしましょう。また、ピンクトパーズに加熱処理はなく、石の色が退化する事も石の性質上全くありません。
本物のピンクトパーズのジュエリーと無色のトパーズジュエリーの対比
ギャラリーで扱っているピンクトパーズの作品も是非ご覧下さい(^-^)
ピンクトパーズピアス
ピンクトパーズリング
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先日のブログでお話したジュエリーですが、掲載準備の為に写真を撮影したり、本で調べているうちに面白い発見がありました、なんと、この貴族の作者は自分が作ったジュエリーに、コートオブアームをまるでホールマークのように打ち込んでいました!コートオブアームというのは紋章の事、貴族としての自分の一族の紋章をジュエリーに打ち込むのは、作品に対する誇りとこだわりが強く感じられますね(^-^)
でも、作品もとっても素晴らしいので、一族の紋章をジュエリーに打ち込んでしまうのも分かります!
ちなみにコートオブアームの発祥は中世の戦場に由来します、紋章は戦いの時に敵と味方を区別する為に使われたことから始まったのです。
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この本の裏側に、、、
ギャラリーで扱っていたルネサンスのリングの写真が掲載されています。この本には一つのルネサンスのリングを中心にした物語が綴られています、著者の方からソレイユのウェブサイトに掲載していたルネサンスリングの写真を物語に出て来る指輪のイメージとして掲載したいというご連絡を頂き、写真を提供致しました。自分の手元にあったリング、自分が撮影した写真がそのまま本に掲載されているのを見るのは何だか嬉しくもあります(^-^)
実は、このリングの由来はとても面白くてロマンティックなんです。数年前にイタリア、ローマの古い建物の壁の中から3つの隠されたルネサンスのリングが発見されました。3つのリングの内、一つは発見者が所有し、もう一つはパリのとても高級なアンティークショップへ、そして最後の一つが私の手に渡ってきたものです。
おそらくオリジナルの持ち主は何らかの理由で財産を壁の中に隠す必要があり、指輪を壁の中へ隠したきり、その後は何か理由があって指輪を取りに戻れなかったのでしょう。21世紀になり、運良く?再び太陽の光の下へ帰ってきたリング達ですが、もしかしたらずっと忘れられたままだった可能性もありますね。しかも、このリングは21世紀に発行された本の物語の中心的役割のイメージとして活躍しているのですがら、面白いです。
まだまだ世界には忘れられた宝物が眠っているのでしょうね。ヨーロッパの古城や、土の中、海の底等の忘れ去られた宝物達が私達に見つけてもらえるのをずーっと待っている事を想像するだけで豊かな一時がすごせます(^-^)
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夕暮れ時のコンコルド広場の雲があまりに綺麗でした。日々姿を変える雲は、偶然にはしては素晴らしすぎる風景を見せてくれる時があるので好きです。
今日はハリウッド女優さんが婚約用のジュエリーをギャラリーでお選びになりました。映画で見るよりもずっとナチュラルで、街ですれ違ってももしかしたら気が付かないかも?というくらいの自然体な方でした。人生の節目の幸せな記念にソレイユのジュエリーを選んで頂けてとても嬉しかったです(^-^)
皆様に喜んで頂く為に今週も頑張ります☆
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