ここはテュイルリー公園、この公園の中には何故かメリーゴーランドがあって、木々の間からオレンジ色の電飾が見えるとノスタルジーを感じて少し物悲しくなるような、、、特に冬はそんな雰囲気が感じられます。
最近のパリは天気の良い晴れの日が訪れたりして、このまま春になってくれるかも?なんて期待していましたが、いきなり大雪が降ってみたり、何年かぶりに風邪をひいてみたり、スムーズに春は訪れてくれません。。。
パリで風邪を引いたり体調を崩すと思い出すのが、パリ在住のピアニストの友達の事。
私がまだパリに来て間もない頃に風邪を引いて心細かった時があり、そんな時に彼女はピアノを演奏してくれたり、看病してくれたりして、、彼女の優しさについついウルっときたものでした。
その頃の私は日本よりもずっと治安の悪いパリの街に不慣れで、いろいろと不便を感じて不安だった頃です。
今は海外生活にも慣れてあちこち自由に行けますが、病気になるとパリに来たばかりの頃のやや不安な少し重い気持ちをよく思い出します。
その頃の私の肩をポンとたたいて「大丈夫!」と言ってあげたいです。。。
今は早く風邪を治さないと(^-^)/
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「Cleopatra Before Caesar」 Jean-Léon Gérôme 1866
「The Death of Cleopatra」Jean-Baptiste Regnault 1796-7
「Cléopâtre」 Andrea Solari
「Cléopâtre」 Andrea Solari
「Cleopatra with the Asp」Guido Reni 1630
「Antony and Cleopatra」 Sir Lawrence Alma-Tadema 1883
「Cleopatra testing poisons on condemned prisoners」 Alexandre Cabanel 1887
「Cleopatra」Benedetto the Younger Gennari 1674-1675
「Death of Cleopatra」Guido Cagnacci 1658
「The Death of Cleopatra」Jean André Rixens 1874
「Cleopatra on the Terraces of Philae」Frederick Arthur Bridgman 1896
「mission Cleopatre」2002 Monica Bellucci(^-^)/
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日本テレビ「パリで逢いましょう」に出演します。
この番組は女優中谷美紀さんのナレーションでパリに暮らす人々をカフェを通して紹介するという素敵な番組です。
私達がいるサントノレのギャラリーの側にあるカフェが紹介される事になり、番組のジャーナリストから番組出演の依頼を受けて私とフランスのビジネスパートナーの日常も少し放送されます。依頼をうけて番組で簡単なアンティークレッスンを行っていますが、時間の関係で放送されるかどうか分からないので、もし放送されなかったら後日掲載致します。
興味のある方は是非ご覧くださいね☆
日本テレビ「パリで逢いましょう」
3月8日 金曜日 夜8時〜8時54分
3月15日 金曜日 夜8時〜8時54分
どうぞ宜しくお願い致します。
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朝の散歩でパリ16区のパリ市立近代美術館(Musée d’art moderne)へ。
ここの美術館はそれほど大きくないですが、常設展は無料なのが素敵です。
企画展で何が開催されているか調べずにふらっと行きましたが、イギリスのアーティスト、リンダー・スターリングの作品が展示されていて、個人的にはとても面白い内容でした。
「LINDER FEMME/OBJET」リンダー 女性/オブジェ
格好いい女性が作品の写真を沢山撮っていました。
パリの美術館はこうやって自由に写真が撮れるのがいいんですよね。
というわけで私も写真をとってきました。
彼女について、ちょっと調べてみたのですが、、
リチャード・ニコル 2009 秋冬コレクション
彼女はファッションデザイナーのリチャード・ニコルのコレクションにもインスピレーションを与えたミューズのようですね。彼女の作品が洋服のプリントとして使われています。
こうして見ると、リンダーはお洒落で可愛い作風の現代アーティストのように見えるかもしれません、でも実は全くそうではなく、、、
奇妙なイメージの作品、、
どうなっているの??というような作品など、、
実はリンダー作品は、このブログには掲載したくてもできないような(笑)性的な写真に花やお菓子などの写真をコラージュした面白くて変で過激な作品が殆どでした。
作品が形成する世界の完成度が高く、個性が飛び抜けて強いアーティストの作品を見ると清々しい気持ちになれますね、今回のリンダーの展示はとても楽しめました。
彼女の作品を見ている時にふと、、、、
思い出したのが、現代写真家のアラーキーこと荒木経惟さんです。この方も性的な写真を沢山撮影されていて説明がいらないくらい有名な方ですね。
荒木経惟さんと奥様の陽子さんの日々を題材にした映画「東京日和」は、私にとって思い出深い映画で、一度見たきりなのですが、いつかもう一度見たいなあ、、と思っています。
どこか生死を感じる荒木作品と押さえつけられたようなパワーを感じるリンダー作品。
同じエロティシズムでも見せ方は全く違うけれど何か通ずるものを感じ、そして写真に込められたメッセージなどを考えて比べたりするのがとても面白かったです。
海外にいると、ふとしたきっかけで日本を思い出せると何かこう嬉しい気持ちになります。
今回は意外なところでしたが。
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