パリギャラリー ワーキングスペース改装中!
- 2013年01月24日
- 日々の出来事
あまり綺麗な写真じゃなくてすみません!
ここはパリの一等地サントノレ通りにあるアンティークギャラリーの地下室です、ワーキングスペースを拡大するため、地下室を改装することになりいろいろ準備をしています。
改装と言ってもアンティークの膨大な資料、本、写真、道具、機材やら何やら沢山あるのでなかなかに大変な作業で、同時に世界中からお客様や品物を売りにくるアンティークディーラー、コレクターもいらっしゃいますし、買い付けにサイト更新に掃除にとお風呂に入る暇もないくらい忙しいです!
私にとって多くを学んだ思い出が沢山あるこの場所もすっきり綺麗にリニューアルされるので作業の合間に写真を撮りました。
このトルソーは18世紀のマリーアントワネットが生きていた時代の貴重なドレス!などを着せて飾る時に使っています。
奥にある暗い道は、なんと秘密の地下道でルーブル美術館の地下へと繋がっているんです!
初めて見た時は好奇心で試しに奥へと進んでみましたが、あまりにも真っ暗で怖かったので途中で引き返してきてしまったので、どれぐらい長い地下道なのか今でもわかりません。。。ここは普段は鍵がかけられています。ちなみにこの地下道には「 まっくろくろすけ」 がいたので、引き返してきた時は顔も洋服もススで真っ黒でした。(笑)
これはインタリオやカメオ、古代のジュエリーを判定する時に補助的に使う顕微鏡。
顕微鏡でインタリオを除くと真贋を含めて本当にいろいろな事が分かってとても面白いです、フェイクがつきもののアンティークジュエリーですが、フェイクインタリオも存在していて日本へも流れてきているので、インタリオの真贋についてもフェイクアンティークジュエリーを説明するアンティークレッスンでしっかりお話したいなと思っています。
今は使っていないガラスのショーケース。ギャラリーでは絵画も扱っています、奥に飾られた女性の絵画は…
掃除などをしてお客様に見せるために準備中しているところです、柔らかい雰囲気の優しい女性が描かれています。
これから絵画などもサイトで少しづつご紹介させて頂きたいと思っています。
Parisのアンティークディーラー Akiko Semba