まるでテーマパーク ポンペイ遺跡6
- 2014年05月27日
- 日々の出来事
ここは、大劇場です。半円形の舞台からは上へ上へと向かって階段状に椅子がありました。5000人くらいは入るそうで、現代の劇場や映画館のような感じですね、この階段を上る時に、古代人が座った椅子から同じ視点で舞台が見られる!と、かなり心躍りながら一段一段上りましたが、古代人もその日に観る劇に心躍らせながら階段を上ったのかなあ、、、私と古代人、どっちがワクワクしたかなあ、、なんて想像してしまいました。
椅子は沢山あるけど、やっぱり上の方から全体を見たいよね!ということで一番上を目指して上ります。
開放感に溢れて見晴らしがいいです〜!と言いたいところですが、当時は布製のテントがはられていて、正面の壁もしっかりあったので、見晴らしはあまり関係ありません。あくまで舞台がメインです。
ふう、一番上です、結構急な階段だったので足が既に痛かったです。特別な人たちが座る席は舞台に近い席なので、この席は一般席ですね。座ってみると、まあ、石なので、当たり前のようにお尻が痛いので古代人はクッションとかも準備してきたのかもしれません。
数千年前の人々がこの場所で劇を見て、笑ったり、涙したり、ヒソヒソと話をしたり、静まりかえったり、、、そういったことを想像していると、暖かな蝋燭の炎がいつかは消えるように、この町が長い間忘れられて、それらの声も過去のことであったことに、少し時の寂しさを感じてしまいました。。
仙波亜希子 Akiko semba
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