平和の切手


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新年が開けてすぐに、皆さんもご存知の通り、フランスではテロ事件が起こってしまい、その余波は今もまだ街中に残っています。
パリに滞在している私を心配してご連絡を下さった皆様、どうもありがとうございました。

街を歩いていても、銃で武装した警官や、パトカーを多く見かけます。
近所には襲撃があった出版社ではありませんが別の出版社があり、そこには複数の警官がいつも見張っています、近くには大きな警察の車も常にとまっていて、その車の中で警官が食事をとったり、交代でテロに備えているようです。ここ最近、パリはマイナスの気温になるなど、とても寒いのですが、
そんな日にも外で待機してくれています。
その出版社の前を通る時に、警官に挨拶をするようになりましたが、何か事件が起こったら、この人は戦わなくてはいけないのかと思うと何事もないことを、祈るばかりです。

普段から、私のいる建物内でも不審者等が出た場合に、どういう行動を取るかを話していますが、私は隠れて警察に連絡する係になっています。
余程のことがない限り、警察に電話することもないだろう、、と思っていましたが、そんなことも絶対にないと言い切れないような毎日な気がします。
世界的な平和が危ぶまれているように思いますが、本年度がこれ以上何事もなく、過ぎることをただただ祈るばかります。

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何となく楽しい気分になれない、そんな緊迫している日々ではありますが、先日、学生時代にお会いしたファッションデザイナーの方と偶然会う機会があり、当時の話をすることができました。学生の頃に、大きな講堂でファッションについて講義をして下さった著名なデザイナーの方です。今から約18年?程前の話になりますが、その方にとっても日本で講義をしたことが大変良い思い出であったようで、パリでの偶然の出会いを懐かしく感じることが出来ました。
その方がデザインしたオリジナルの切手を頂いたので、写真を添付しますね、平和を祈るような暖かみのあるデザインで、気持ちがほっこりしました。

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