テュイルリー公園の風鈴


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現代アートが、さりげな〜く放置されていることが多いパリのテュイルリー公園。

先日は写真↑の現代アートに出会い、早速、誰か調べたらクリスチャン・ボルタンスキーというアーティストの作品でした。

現代アートというと、見たことのない新しいもの、というイメージがあるのですが、私にとってはこれは新しいどころか懐かしさを感じる作品だったのです。

細長い棒にひっかかっている黒い点々と半透明のペラペラしたもの、、、これは何と風鈴でした!

夏の暑い日の思い出である風鈴が、冬の風を受けて一斉に、、、

 

りりーん、、、、りーん、、、、りりりーん、、りり、、、、りいーーーーん、

、、、りりん、、、、、りーーん、、、りりーーー、りーーん、りりりーん、、、、、

りりーん、、、りーーーん、、、りりりん、、、りーーーん、りりりりーん、、

 

と、鳴っているのはとても不思議な雰囲気で、どこか物悲しい美しさがあり、

いつもとは違う方法で日本を思い出して灰色の空の下でふと寂しくなってみました。

 

 

作品が気に入ったので記念に動画を撮影してみましたが、

後で聞いてみたら、ゴゴゴゴゴーッという風の音しか聞こえず(笑)

ごく、かすかーーーに、風鈴の音が遠くでしているかな?といった感じでしたが、

もし宜しければ聞いてみてください。

 

 

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