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現代アートが、さりげな〜く放置されていることが多いパリのテュイルリー公園。
先日は写真↑の現代アートに出会い、早速、誰か調べたらクリスチャン・ボルタンスキーというアーティストの作品でした。
現代アートというと、見たことのない新しいもの、というイメージがあるのですが、私にとってはこれは新しいどころか懐かしさを感じる作品だったのです。
細長い棒にひっかかっている黒い点々と半透明のペラペラしたもの、、、これは何と風鈴でした！
夏の暑い日の思い出である風鈴が、冬の風を受けて一斉に、、、
りりーん、、、、りーん、、、、りりりーん、、りり、、、、りいーーーーん、
、、、りりん、、、、、りーーん、、、りりーーー、りーーん、りりりーん、、、、、
りりーん、、、りーーーん、、、りりりん、、、りーーーん、りりりりーん、、
と、鳴っているのはとても不思議な雰囲気で、どこか物悲しい美しさがあり、
いつもとは違う方法で日本を思い出して灰色の空の下でふと寂しくなってみました。
作品が気に入ったので記念に動画を撮影してみましたが、
後で聞いてみたら、ゴゴゴゴゴーッという風の音しか聞こえず（笑）
ごく、かすかーーーに、風鈴の音が遠くでしているかな？といった感じでしたが、
もし宜しければ聞いてみてください。
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先日、マロングラッセを買った帰りにふらりと教会に立ち寄りました。
教会の高い天井を見ていると、どこか澄んだ神聖な気持ちになれるから好きです。
音を立てないように静かに歩いて奥へ進むと、どうやら現代写真家の展示が教会内で行われているようでした。
皮のジャケットを着たスティーブ・ジョブス似の写真家本人に案内してもらって、作品を見て回りましたが、
一目見て彼の作品を気に入りました。
テーマは人物、そして構成がトリプティック。
３枚一組で、その人物の生きている力、生きてきた痕跡を見事に映し出しています。
老若男女、病気の人、健康な人、、、
一番心惹かれたのは白髪のビショップの写真でした。
素晴らしい、の一言です。
この写真を購入したので、写真が出来上がるクリスマス頃にブログでまたご紹介させて頂こうと思います(^^)
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仙波亜希子
お問い合わせ info@antique-gallery-soleil.com
携帯電話 080-3364-3978
仏電話番号 0033(0)9 53 53 51 47
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分厚い本が届いて
「何かしら？」
と中身を開けたら、歴史上の有名な女性が書いた手紙類のオークションカタログでした。
古い手紙には強く惹かれます。
手紙の何が好きかというと、手紙からは、その人が確かに生きて、思いを綴った証、その人自身を強く感じるから、、、。
誰が書いたか、何を書いたか、どんな時代に書かれたか、それらを組み合わせて考えると、その人物が、胸の内にある思いを綴っている風景が頭に浮かび、胸に強く迫るものがあります。
今はメールや電話がありますから、いつでも大切な人の声も気軽に聞けるし、メッセージも好きな時に送ることが出来ますが、
メールも電話もない時代には、手紙しか思いを託すことが出来ませんから、手紙の内容も情熱的な詩のようだったり、死を直前にしていて緊張感がみなぎっている時もあります。
古い手紙の価値というのは面白いものがあって、価値の与え方には、、、、
１、有名な人が書いたかどうか
２、内容は面白いかどうか
３、その人は沢山手紙を書いたかどうか
が重要に関わってきます。
一番価値がある手紙は、手紙をそれほど多く書かなかった有名な人物が、その人に関する重要な事柄を記した手紙、です。
それは、手に入りにくい、有名な人が書いた重要な手紙、ということになります。
そして、以外かもしれませんが、いくら有名な人物でも手紙を沢山書いている場合、そして、手紙の内容が、それほど意味をなさない場合は価値があがらなかったりします。
沢山手紙を書いている＝数が多くて手に入りやすい手紙だからです。
多くの女性が残した手紙を見ながら、、、、、、、、ふーっと溜め息をついています。
数百年前に生きた、肖像画が残っているような人が書いた手紙を所有出来る、ということを想像してみて下さい。
、、、信じられない出来事ではありませんか？？
このオークションで狙ってる手紙があるので、もし買えたらブログでお話しますね。
値段上がらなければいいな(｡-_-｡)
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仙波亜希子
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