小面 能面
- 2014年10月08日
- 日々の出来事
パリにある日本の骨董を扱うギャラリーで小面の能面を購入してしまいました。ここのギャラリーは数週間前に新装したばかりで、入った瞬間に真新しい畳の薫りを感じることができ、思いがけずパリで畳の薫りを感じられたことをなんとも贅沢に思いました。壁の色は優しい若草色でセンスよくシンプルに和骨董が並べられていて、とても落ち着く空間でした、パリで和骨董の店を見ると、遠く日本から運ばれてきた作品達はどんな思いでパリにきたのかな?なんてついつい想像してしまいます、特に、夜にギャラリーを覗き込んだ時に、暗く輝く鎧や兜類はその想像をより逞しくさせます。。。
能面は、同じ種類の面でも、目、鼻、口、頬、輪郭、、などの言葉では言い表せないような極めて細かな造形の違いが、個々の面の表情を全く違うものにするのをとても魅力的に思っているのですが、そのような繊細さを感じると、日本をとても誇らしく思います。
能は10代前半に初めてみましたが、当時、自分が何を感じたのか全く覚えていないのが悲しいところです(泣)
上の写真の能舞台は平泉の白山神社です。平泉は友人の故郷で、数年前の夏に電車に揺られて訪ねたことを思い出します。
仙波亜希子 Akiko semba
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