夏の休暇 No3
- 2013年07月14日
- 日々の出来事
ノルマンディーの港町カブーへ向かう途中、
素敵な教会や可愛らしい家がぽつんぽつんと並ぶ小さな村に立ち寄りました。
この教会を過ぎたあたりから天気が良くなってきてラッキーでした、
あー帽子持ってきてよかった。。。
市役所(MAIRIE)もこの可愛いらしさ。面倒な手続き関係も楽しくなる事間違いなし!
昔から使われている静かな古道。ものすごく遠くまで進めてしまいそうです。
草原の向こうに素敵な家を発見したので近寄ってみると、、
素敵なお庭がついていました、柔らかい薔薇が塀の外へ出たがっています、、、。
本当はお庭の中でしか見られないこの薔薇を傍で見られて少し得した気分です(^-^)
家の入り口にも薔薇が育てられているのがとっても素敵、こんな玄関いいなあ。。。
この家に住んでいる人がどんな方かはわからないですが、
きっと素敵な人生をすごされているのでしょう。
そしてもう一軒の可愛い家、茅葺き屋根も素晴らしいですが、
なにより驚いたのは、なんと屋根のてっぺんに一列に花が栽培されていた事!
これは見た目を考えての事なのか、それとも普通の事なのか?
これはしたくてもなかなかマネ出来ません!
小さな村を後にして、少し大きな町にも立ち寄りました。
この可愛い建物はアートギャラリーです、二回から顔を出してるオーナーの男性に話しかけられたのでギャラリーの中に入ってみると、、、
本人は眼光鋭くいかにも芸術家のような雰囲気の方なのですが、
残念ながら作品はどれもこれも今一つです(・_・、)次回に期待したいです。
この町には他にも素敵なお店があって、写真は撮り忘れてしまったのですが、そこのオーナーは白髪に青い目、青みがかった灰色のサマーセーターにゴールドジュエリーを身に着けていた素敵な方、お店は時が止まったような雰囲気で、綺麗な万華鏡や蒸気で遊ぶ昔のおもちゃ、綺麗な装丁の古い本、古いポートレートなどがあり、古い時代を思い起こさせるような素敵な小物を沢山扱っていました。
そして驚いたのは私が子供の頃に遊んでいたおもちゃと同じ物があったことです。
小さなサプライズの良い思い出です。
さてさて、この町の端へ行ってみると広〜いトゥック谷が見晴らせました。
このトゥック谷はロードオブザリングのホビットが住んでいる谷のモデルになった場所だそう。とにっかく広いです。
これだけ広ければホビットも勿論いるよね、、、と思うほど、
遙か彼方まで続くトゥック谷をひたすらにぼーっと見ていると、、
小さくて可愛い鳥がすぐ傍まで来てくれて、
逃げないようにドキドキしながらシャッターを押したらベストショットが撮れました(^-^)
絵はがきのような港町カブー到着。
小さな港には各国の旗がついた小さな船が停泊し、
傍には可愛いメリーゴーランドが子供を乗せて回っていて、
古い教会などもありました。どこを見ても絵ハガキの様で
それだけでテンションが上がります。
街をあちこち散策し、アートギャラリーも一通り見ました。
アンティークジュエリーはありませんでしたが、
モダンの作品でなかなか素敵な置物などがありました。
天気もよくオンフラーは今回の旅で一番バカンスっぽさが出ていたと思います、
人も多かったし。
この建物は今回宿泊したホテル、オンフラーの山の手にある好ロケーションです。
大きな黒い門を抜けて良い感じの蒼色の建物を見た瞬間、
来て良かったと思える程の素敵なホテルです、お庭に植えられている白い花と建物の相性も抜群です。
夜はお庭がライトアップされてボリュームのある白い花が夢のように綺麗でした。
このホテルは印象派の画家のモネ、シスレー、クールベなどの
芸術家が好んで泊まっていたホテルで、
この土地を題材にした作品も多く残っています。
このあたりは以前は農村だったので敷地もとても広く海なども見えます、
そしてとっても静か。
この建物はホテル敷地内にある農村当時のオリジナルの建物、茅葺き屋根です。
今はアートギャラリーとしてオンフラーの芸術家が作った作品群が厳選して飾られていました。メッセージが書き残せるノートが置いてあり、そこには「私の魂の芸術!オンフラー最高!」などのかなり情熱的なメッセージがとても美しい文字で綴られていて、
そのギャップが少し可笑しかったです、、。
このホテルは元農村だけあって雰囲気が穏やかで落ち着いていて、
ゆっくりのんびり過ごせました。
今回は短期滞在でしたが、スパなどもあり長期滞在にも向いていると思います。
スタッフの方もフレンドリーでチャーミング。
食事も美味しく、サービスもとても気持ちが良かったです。
いつでもまた来たいホテルです。
。。。。。。。。
今回の旅でたくさんの良い思い出が出来ました
これを機会に仕事以外でもあちこち出かけられたらと思っています。
(^-^)
Parisのアンティークディーラー 仙波亜希子 Akiko semba